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ストレスが及ぼす影響

ストレスが及ぼす影響


強いストレッサーは免疫系に影響を及ぼすため、生体防御のシステムに支障をきたします。前述の部分で説明したように、ストレッサーを感知する視床下部(脳の一部)の機能は神経伝達物質によって機能しています。


ところが、強いストレッサーを受けるとこの機能が阻害され、不安を感じたり気分が落ち込んだりします。セリエによると、ストレスは体や心の働きの中でも特に攻撃が弱い部分にあらわれて機能障害を起こすとのことです。その部分は人によって違います。心悸亢進、消化器潰瘍、頭痛に悩まされる人など様々です。さらに、精神的な徴候が出てしまうこともあります。


心理面・身体面・行動面での変化


ストレスは不機嫌にさせたりいらだたせたり、気力を低下させることにより、心理面に影響を及ぼします。また、強い不安状態に陥らせたり、気分を落ち込ませたりもします。


身体面においては、主に自律神経系の機能に影響が出ます。体のだるさや、疲れやすくなること、さらには頭痛や動悸、胸の痛みや肩こり、めまい、胃の不快感、食欲不振、便秘などの胃腸症状などが出ます。


行動面では、たばこやお酒の量が増えたり、食べ過ぎや刺激物が欲しくなったり、場合によっては過食症やアルコール依存症までに達してしまったりもします。人や物になりふり構わず当たり散らす言動などが見られることもあります。


私たちの体は自然のリズムに沿って活動しているため、生活が不規則になって、体内の活動リズムが狂うと、ちょっとした不安やストレスに対応できずいろんな自律神経症状が体にあらわれるようになります。これを「自律神経失調症」と言います。

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