燃えつき症候群と職場不適応
燃えつき症候群
燃えつき症候群は、心的エネルギーを使い果たして灰のように真っ白に燃えつきてしまう状態のことです。仕事に打ち込んでも期待通りにならなかったり、失望してしまったり、壁に当たって大き過ぎる目標に押しつぶされる時に起こります。
仕事中毒の人、有能で上昇志向が強かったり、頑固で周りを無視して突っ走ってしまいがちな人、世渡りがうまくない人などは注意する必要があります。なぜなら、そのようなタイプの人は慢性的にエネルギーを使い過ぎて、極度の心身の疲労や感情の枯渇を起こすことがあるからです。
その結果、自分を卑下したり、思いやりの喪失などが見られ、情緒的ストレス、つまり不安やイライラ、悲哀感、自尊心の低下が生じます。さらに、心身症的症状として胃腸障害、頭痛、睡眠障害、上気道感染、息切れといった、夫婦間や家族間にかかわる問題なども生じてきます。
職場不適応
家庭の問題、職場、心身の病気などが原因で、職場にうまく適応できず、事故や出社拒否や無断欠勤が重なる状態を職場不適応と言います。職場不適応になってしまうと、多くの場合抑うつ症状や心身症の症状が生じてきます。
職場不適応には、まじめ人間タイプとドロップアウトタイプという2つのタイプがあり、それぞれ異なった特徴を持っています。これからまじめ人間タイプとドロップアウトタイプそれぞれの特徴を説明したいと思います。