メンタルヘルスにおけるストレスと体の密接な関係
ストレスと体の密接な関係
ストレッサーには様々な種類がありますが、同じストレッサーでもストレスに対する反応が異なったり、ストレス反応自体起きなかったりすることがあります。例えば、将来はうまくいかないとか、自分ではどうにも出来ないなど物事を悲観的に見る傾向の人は、ストレスを強く感じてしまいます。
一方、何とかなるとか出来るに違いないというような自信を持っている人は、同じストレスでも軽くなるか解消に向かいます。この日常の様々な問題を解決する自分自身の能力に対する自信のことをセルフ・エフィカシーと言います。このセルフ・エフィカシーの度合いがストレスに上手に対処できるかどうかを左右するのです。
人はストレスを感じると、大脳の視床下部が神経伝達物質によって刺激を感知し、体中に伝えます。視床下部は、血圧や心拍数を上げたり、消化液やホルモンの分泌を促したりすることによって、体温や血圧、心拍数などを一定に保つ働きがあります。この状態をホメオスタシスと呼びます。このホメオスタシスを維持するために作用し合っているのが自律神経と内分泌系です。
自律神経は、内臓、血管、腺など意思に関係なく独立して働く器官を支配する神経を指しています。解剖学的な特徴や機能から見て、交感神経と副交感神経に分けることができます。